【中高生必見】すぐに実践できる英作文(和訳)のコツ!!

英語学習者

英作文苦手なんだよね〜

大丈夫!考え方が分かれば意外とスムーズにできるようになるよ!

英作文を苦手とする中高生は少なくないのではないでしょうか。また、英会話など直接コミュニケーションをするうえでも、それは瞬間英作文のようなもので、言いたいことをどう英語にしていくかという考え方は非常に大切なものです。

今回は、英作文が苦手な人がスムーズに作文をできるようなコツを教えます!

こんな人にオススメ
  • 英作文が苦手という人
  • 英会話をスムーズにしたい人
  • テストでいい点数を取りたい人

練習問題も用意していますので、理論を学んで練習して「英作文マスター」になりましょう!

目次

英作文のコツ

動詞を見極めよう!

まず始めに英作文をするうえで大切なものは、「動詞」です。

動詞が分からないと、”どうし”ようもないです….(失笑)

さて、茶番はここまで。

例えば、次の文を見てください。

「彼は毎晩7時に夕食を食べる。」

この文の動詞は?と聞かれれば、おそらく誰もが「食べる」と答えることができるでしょう。

ここで大事なのは、日本語から英語のする際の順番です。

日本語は基本的に動詞が最後に来る言語です。

一方で、英語では、主語(S)・動詞(V)の語順が基本となります。

これをまず必ず理解してください。

日本語は、動詞が最後
英語は、主語・動詞の順

次に、日本語を意味のカタマリに分ける必要があります。

「彼は毎晩7時に夕食を食べる。」を分けると、

「彼は / 毎晩 / 7時に / 夕食を / 食べる。」となります。

ここで、先程のルールを適用です。

英語は、主語・動詞の順なので、

彼は(主語)→ He

食べる (動詞)→ eats(三人称単数現在のsをつける)

夕食(目的語)→ dinner

となります。

あとは、時間などの表現を付け加えるといった流れです。

毎晩→ every night

7時に→ at 7 o’clock

よって完成した文は、

He eats dinner at 7 o’clock every night.となります。

日本語の、「て」「に」「を」「は」など助詞を英語では、単語の形を変えたり、前置詞(今回はat)を使ったりすることで表すことができます。

he→彼は

him→彼に/を

のように活用を以下の表にまとめています。

まずはこれをしっかりと覚えましょう。

人称主格(S)目的格(O)所有格(形容詞)所有代名詞(名詞)再帰代名詞
Imemyminemyself
あなたyouyouyouryoursyourself
hehimhishishimself
彼女sheherherhersherself
それitititsitsitself
私たちweusouroursourselves
あなたたちyouyouyouryoursyourselves
彼ら・彼女ら・それらtheythemtheirtheirsthemselves

主語を見極めよう!

先ほどは、動詞に注目しましたが、動詞以外にも大事なことはあります。

それは、「主語」が何かということです。

「主語」とか言われてもよくわかんないんだよね

「難しく考えすぎないで!」

「主語」と聞くと、難しく思うかもしれませんが、簡単に言えば、「誰が」「何が」動作をするのか、その動作をする主のことを指します。

「〜は」「〜が」にあたるものと覚えれば問題ないですよ!

ここで厄介なのが、英語には、無生物主語というものがあります。

ムセイブツシュゴ?

例えば、「私はその知らせに驚いた。」という文があります。

そうすると、日本語の考え方でいけば、主語は「私」動詞は「驚く」だなとなるわけです。

しかし、英語では、The news surprised me.と言ったほうが自然に聞こえます。

(もちろん、I was surprised at the news.も可)

つまりは、日本語は、結果重視の言語で、「◯◯は〜になる」という考え方

一方で、英語は、「✗✗が原因で◯◯に作用して〜にする」といった考え方です。

今回の例で言えば、the news(その知らせ)がme(私)をsurprised(驚かせた)という考えです。

このように、人以外のものを主語に置く文を「無生物主語構文」と呼びます。

英作文を書くときには、主語は「人」のほうが書きやすいのか、「人以外」のほうがよいのかを考えることが大切です。

まずは、動詞と主語を見極められるようにすることが英作文上達への最初の一歩です。

よくあるミス

次によくあるミスについて見ていきましょう。

1. ❌【主語と動詞の一致ミス】

例: He like dogs.
正しくは: He likes dogs.

🔧 改善方法:

  • 主語が三人称単数(he, she, it)のときは、動詞に -s をつける
  • 主語が複数や I/you/we/they なら原形のまま

2. ❌【冠詞 a / an / the の使い忘れ・誤用】

例: I bought pen.
正しくは: I bought a pen.

🔧 改善方法:

  • 不特定の物:a / an(a cat, an apple)
  • 特定の物:the(the sun, the book I told you about)
  • 数えられない名詞には冠詞をつけない(✖️a water → ✅ some water)

3. ❌【単数・複数の区別ができていない】

例: I have three dog.
正しくは: I have three dogs.

🔧 改善方法:

  • 複数なら必ず -s / -es をつける
  • 数詞(two, three など)の後は必ず複数形!

4. ❌【語順のミス】

例: I yesterday went to the park.
正しくは: I went to the park yesterday.

🔧 改善方法:

  • 基本の語順:主語 + 動詞 + 目的語 + 時/場所
  • 修飾語(副詞)は原則として「後ろ」に置くのが自然(例:go slowly, eat quickly

5. ❌【助動詞のあとは原形】

例: I can to speak English.
正しくは: I can speak English.

🔧 改善方法:

  • 助動詞(can, will, should など)の後は必ず 動詞の原形

6. ❌【前置詞の誤用】

例: I’m good in English.
正しくは: I’m good at English.

🔧 改善方法:

  • よく使う前置詞のセットで覚える:
    • good at, interested in, depend on, talk about

7. ❌【時制の混乱】

例: Yesterday I go to the library.
正しくは: Yesterday I went to the library.

🔧 改善方法:

  • 過去の話なら 過去形(went, did, was など)
  • 現在の習慣なら現在形(go, do, am)

8. ❌【主語がない or 文が途中で終わる】

例: Because it was raining.(←これだけでは文にならない)
正しくは: I stayed home because it was raining.

🔧 改善方法:

  • 文には必ず「主語+動詞」が必要
  • 「because」「when」などで始めたら、主文もセットで書く

9. ❌【日本語の直訳による不自然な表現】

例: I am interesting in music.(興味があるつもりが「私は面白い人」になっている)
正しくは: I am interested in music.

🔧 改善方法:

  • 「興味がある」は be interested in
  • 「混乱している」は be confused
    ※形容詞の意味を正確に理解しよう

10. ❌【代名詞の使い方のミス】

例: Me went to school.
正しくは: I went to school.

🔧 改善方法:

  • 主語には I / he / she / we / they などの主格を使う
  • 目的語や前置詞のあとには me / him / her / us / them

11. ❌【不自然な直訳の語順】

例: 私は彼をよく知っている → I know well him.
正しくは: I know him well.

🔧 改善方法:

  • 英語は「目的語 → 副詞」の順が自然
  • 不定詞や副詞は「文の最後に置く」のが基本

12. ❌【過剰な長文&難語の使用】

例: To realize the importance of international social interactions…
(←無理に難しくしすぎて不明瞭)

🔧 改善方法:

  • 短く、正確に、伝わる英語を目指す
  • 無理に難しい単語や表現を使うより、基本的な語彙で正しい構文を!

上記のことを意識するだけでも英作文を書く力はグッと伸びます。

以下の練習問題をやってみましょう!

英作文(英訳問題)の練習方法

STEP
動詞、主語の判別の練習

まずは簡単な文から「動詞」「主語」を見極められるように練習する。

必要に応じて「英語の5文型」「動詞の語法」を中心に文法書で知識をつける。

STEP
使えるフレーズ(言い回し)を増やす

文法を考えて一から英文を構築するのも大事ですが、「明日雨なら、」→”If it rains tomorrow, “とすぐにできるように言い回しを増やしていく。

これには反復練習が必要!

STEP
自分の苦手なパターンを見つける

「a, theなど冠詞の使い方が苦手」「時制」など自分の苦手な項目を分析することで、精度を上げることが出来ます。

文法の基礎があやしい人は、まず中学英文法から見直しましょう!
そして、単語力をつける!
その後、今回紹介したように英語と日本語の言語的特徴に注目しながら、練習を繰り返す!
そして大事なのは、誰かに見てもらうことです。
今は、AIなどでもセルフチェックできますが、できれば英語を専門とする人に見てもらうのが、あなたに合うアドバイスもしてもらえるため、おすすめです!

最後に練習問題を50問用意しました!

ぜひ、今回の紹介したコツを確認しながら解いてみてください。

質問などがあればメッセージで気軽に聞いてくださいね!

著者紹介

この記事を書いた人
  • アメリカ留学経験者🇺🇸
  • 名古屋大学大学院修了
  • 現役英語講師

X:@Atsushi_Eng29

Instagram:@atsushi_english29

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