
英単語覚えられないんだけどどうしよう…



普段はどうやってるの?



うーん、3〜5回書いて覚えようとしてるけど…



なるほどね!
いくつか方法を紹介するから、
君に合った方法を試してみて!
英単語を暗記する重要性
言語学習においてまず大事なのは単語を覚えることです。
単語力=言語力といっても過言ではありません。
極論、単語が分かっていれば、多少文法や発音がグチャグチャでもある程度コミュニケーションが取れます(笑)
中学3年生習う英単語数は、1,600〜1800語、高校生になると、2,500語以上にもなります。
特に、大学入試がセンター試験から共通テストに変わってからより一層単語を知っていることが点数にダイレクトに繋がるようになってきました。
英会話でも単語がわからなければ、リスニングもリーディングもできません。
よって単語を覚えることはとても大事だといえますね。



単語力モリモリ!!
タイプ別おすすめ暗記方法
単語力をつけることが大切なのは理解できても、いざ覚えようとするとその方法に迷う人は少なくありません。
あくまでも筆者の考えですが、「絶対この方法がいい!」というやり方は無いと思っています。
覚え方がどんな方法でも、”dog”が「犬」だと分かれば問題ないわけです。
しかし、身につきやすさは人それぞれなので、自分にあった方法を探すことが大切です。
「目」で覚える
これが一番定番の方法ですね。
単語帳を見て、ノートに英語と日本語を書いて覚えていく方法ですね。
一単語につき3〜5回書いて、それを何単語も繰り返す方法です。
あとは、赤シートで隠して覚えていく方法です。
達成感は一番ありますね。
活字に慣れている人、メモやノートを取るのが好きな人
達成感がある一方で、たくさん書くことで勉強した気になりがちなので、手を動かす作業にならないようにしましょう。
また、見ているだけで眠くなってしまう人には向いてません。
「耳」で覚える
音声から入りたい人はこの方法がオススメ!
筆者はこのタイプです。
単語帳のCDや付録音声を聴きながら、単語を覚えていく方法です。
スペルが不安な場合のみ書いて覚えることをしてもいいですが、「全部3回以上書く」みたいなことはしなくてもOKです。
言語の習得方法としては、音声から入るのは一番自然な方法です。
どんな言語でも文字がわからなくても、言葉を聞いて、それ繰り返して話せるようになる仕組みです。
音声は1単語ずつでなくても、短いパッセージの音声を聞きながら単語を覚えていくことがオススメです。
音楽が好きな人、活字が苦手な人
音声教材が付いていないものもあるので、使う教材選びに注意!
見て覚えるよりも多少の時間はかかる。
「体」で覚える
机に向かって覚えようとしても出来ない人は、この方法がオススメ!
グルグル歩き回りながら発音して覚えたり、映画や歌などから覚えるのがこのパターンです。
演じたり、感情を込めることで記憶に残りやすく定着しやすいです。
じっとしていられない人、映画・ドラマが好きな人
英語や歌などは難しい単語もあるので、レベルは高めになりがちです。
ある程度単語力が身についたら
ある程度単語力が付いてくると、似ている単語に出会いますよね。
そのレベルになったら、上記の方法に加えてさらに覚え方を効率化させていくのをオススメします。
語源から覚える
初級者のうちは難しいですが、ある程度単語力が付いてくると、「in-、ex-やcom-とかよく見るな〜」と思うことが出てくるでしょう。
例えば、invisible(目に見えない)という単語を例に話をしましょう。
in-は否定を表す接頭辞です。
visible(目に見える)という単語を知っていれば、
in(否定)+visible=invisible
つまり、目に見えないとなるのかと納得できると思います。
-able, -ibleは「〜できる」を意味する接尾辞です。
そうすると、
vis(=see)+able(できる)=visible(目に見える)
となるわけです。
とても興味深いですよね。
tele-(遠く)+vision(見ること)=television(遠くを見ること=テレビ)
となります。
このように、接尾辞、語根、接頭辞を知っておくと、知らない単語が出てきても対処できるようになります。
ex-(外へ)+port(港)=export(輸出する)
exportを知らなくても意味が想像できると考えると便利ですよね。
初級者のうちは丸暗記するほうが効率がいいので、慣れてきてからでOK
自分に合わないなって思う人は、変に混乱するので、無理に取り入れる必要はない。
関連語で覚える
先ほど紹介した、語源を理解して覚える方法ももちろん効果的ですが、関連語をまとめて覚えるのもとても効果的です。
sociology(社会学)という単語に出会ったら、
-ology「学問」を表す接尾辞を覚えて、それと同時に他にどのようなものがあるのか5個くらい覚えておくとストックが増えます。
psychology(心理学)
biology(生物学)
geology(地質学)
anthropology(人類学)
zoology(動物学)
tuition(学費)という単語に出会ったなら、お金系でまとめてみるのもありですね。
price(値段)
fare(運賃)
fee(料金)
fine(罰金)
budget(予算)
change(お釣り)
cash(現金)
tax(税金)
アプリを使う
最近は単語学習アプリなどもたくさんあるので、それを利用するのもありですね。
ある程度単語力が付いてきたら、間違えやすいものを自分でフラッシュカードにして覚えるのもいいでしょう。
そんなときに便利なのがこの「Quizlet」というアプリです。
自分でセットを作ってオリジナルの単語帳を作成することはもちろん、誰かが作ってくれた単語帳のセットを読み込んで使うこともできます。
学習方法もフラッシュカードだけでなく色々あるのでゲーム感覚で楽しんで暗記することができます。
私が考える最強の暗記方法
最後に、私が考える最強の英単語暗記法について紹介します。
紹介した通り、どの方法が合うかは人それぞれなので、参考程度にしていただければと思います。
音声付きの単語帳を使い、音声を聞く→発音する(口パクでもOK)→スペルが不安なら1回書くを繰り返す。
音声付きの単語帳、長文など触れたものを使い、音声を聞く→(口パクでもOK)→スペルが不安なら1回書く→語源が同じものや、関連語でカテゴリー別に覚える→よく間違えるところをアプリなどを使ってフラッシュカードにするを繰り返す
暗記=インプット(聞く、読む)に偏りがちなので、アウトプット(話す、書く)もバランスよく取り入れると効率的!